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<<   作成日時 : 2007/05/16 07:45   >>

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一口にSNSといっても、実に多種多様のSNSがあることを、原田和英氏の著作「巨大人脈SNSのチカラ」から教わりました。以下にそのいくつかを引用します。

●MySpace
現在、世界でもっとも利用者の多いSNSの1つがMySpaceだ。1億2000万人前後の利用者を誇る。……音楽SNSともいわれ、音楽を基本としたコミュニケヘションが多く行われている。音楽好きが集まり音楽の話題に没頭するというだけではなく、実際のアーティストたちも参加しているという点で非常に独特の世界を構築している。……
 このSNSニミュージシャンたちが参加していることの利点は思いのほか大きい。なぜなら、今までミュージシャンたちとファンは完全に別の世界に分かれていた。ファンはせいぜいファンレターを送るくらいしかできなかった。しかし、いまやMySpaceを利用すれば簡単に好きなミュージシャンと繋がることがてせきる。ミュージシャンとファンの双方向のコミュニケーションの実現である。……
 このSNSには、6000以上ものバンドが登録されている。SNSでは口コミが広まりやすいために、音楽を公開することは何よりもPRになるのだ。その点で、音楽性は優れているが認知度が低いインディーズなどにとってSNSは効力を発揮する。……
 2006年には、ソフトバンクと提携し、ついに日本への上陸も果たした。ベータ版だが日本語でサービスを利用することができる。今までも多くの業界構造を変えてきたソフトバンクの挑戦を踏まえ、今後の展開から目は離せない。

● Linkedln
SNSのネットワークの広がり方をビジネスに活用すれば? そういう考えで生まれたのがLinkedlnというSNSだ。MySpaceやFriendsterが友人とのコミュニケーションをベースにしたネットワークであることに対し、このSNSはビジネスの繋がりを基本としたネットワークである。
 といっても、それは友達との繋がりを否定することではない。そうではんく友達のネットワークも含め、いかに人のネットワークをビジネスに使うことができるかという視点に力点を置いてつくられている。……
 つまり、このサイトを見れば、その人がどのような仕事をしてきて、これからはどのような仕事をしたいかを把握できる。SNSに履歴書が載った格好だ。もしリクルータがここに参加すれば、適した人物をスカウトすることがいかに容易か、すぐさま理解するだろう。
 さまざまなビジネスに特化した機能が備えられていると同時に、「信用」というものをいかに担保するかに知恵が絞られている。

●thefacebook
thefacebookは、学生専用のSNSだ。「ターゲット」に特化したSNSといえる。ターゲットに特化したSNSが持つ一番の問題は、いかに利用者が「ターゲットに合致しているか」を判断することが難しい点にある。……
 いかに利用者を学生だけにするか。これを解決したのは、大学が発行するメールアドレスだった。ここに参加するためには、大学発行のメールアドレスでなければいけない。サイトはドメインを判断し、その大学の学生かどうかを判別する。そのようなシステムを導入した結果、このSNSの参加者を確実に大学生に限定することだけでなく、大学別に参加者を判別することができるようになった。
 このSNSを始めたのは、マーク・ザッカーバークというハーバード大学の現役大学生(当時)。彼は薄暗い寮の一室でひらめいたという。最初はこのSNSはハーバード大学生しか利用できなかったが、参加大学が1つ増え、2つ増え、今では全米のすべての大学生が利用できるまでになった。

●Cyworld
韓国の人口の3分の1の利用者を誇るSNSそれがCyworldだ。いまや社会現象を超え、韓国においてコミュニケーションのある種の常識にさえもなっている。
 Cyworldの最大の特徴は、利用者は個人というものが完全に認証されている点だ。利用時に「住民基本番号」というような韓国政府発行の住基コードを記入することが必要だったため、完全にリアルの個人をベースにしたCyworldという世界ができ上がった。「荒らし」と呼ばれるようにSNSにとって好ましくない行為をする者の出現を防ぐことができ、アカウントを二重に取ることも無理だ。名前を偽ることもできない。メインの利用者は10代後半から20代前半で、彼らの世代のうち9割がCyworldを利用しているという。
 マイページも、一般的なSNSと少し様相が異なっている。マイページが、ミニホムピィと呼ばれる部屋になり、利用者はそこに住んでいる、という設定だ。利用者は自分の部屋をカスマタイズするように、そのミニホムピィを飾り立てる。スキン(壁紙)を買い、BGMを流す。部屋にバーチャルのテレビやソファを置く。
 そして、このデコレーション機能がCyworldの大きな収入源となっている。通貨は、ドトリ(どんぐりという意味)と呼ばれる単位。このSNS上で独自の「通貨を利用する」という点は、ほかのSNSと大きく異なるものだ。

●Flickr
写真SNSを代表するFlickr。フリッカーと読む。2005年Yahoo!に買収されたこのSNSは、写真を中心としたコミュニケーションが注目されているだけではない。Ajaxなどを利用した非常に優れたインターフェイスも特徴の1つだ。
 まず、「Free Culture」を信仰するコンセプトが素晴らしい。このSNSはあらゆるオープンソースを活用しつくられている。Red Hat linux , the Apache Web server, MySQL databases,
PHP, Perl, Smartytrmplates, Potfix mailgateways(2006年末現在)などなどだ。そして、Flickr自体もAPI(application program interface)を公開し、今やそれによって作成されたFlickr関連アプリケーションは500を超える。

●trib.net
3行広告をメインにしたSNSと言えばいいかもしれない。たとえば物の売買や求人情報、はたまたルームメイトの募集まで行われている。

●Tickle
これは、いわばクイズ型SNSである。

●funhi
 海外では、closedのSNSは意外と少ない。しかし、これはそのうちの1つ。いうならばセレブのSNSといってもいい。いや、正確にいうならばセレブを演じるためのSNSである。

●diet.com
名前の通り、ダイエットをしたい人のためのSNS。

●meettheneighbors.com
自分の住んでいるアパートメントなどを登録し、自分のご近所さんを探す。いわく「隣人さんはだれサイト」。

●fotochatter
携帯電話の写真共有SNS。……このSNSでは携帯で写真を撮ってすぐに友人たちにその写真情報を一斉に送ることができる。

●Jambo
このSNSは、ある種の地域に特化したSNSなのだが、極端に限定した地域になっている点がおもしろい。それはラガーディア空港専門のSNSなのである。

●XING
欧州のSNSはアメリカほどは数が多くないのだが、これはドイツ発のSNS。英語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、オランダ語、トルコ語、ポルトガル語、中国語、スウェーデン語、韓国語などなど。もちろん日本語にも対応している。まさに欧州のSNSといった様相である。

●Yahoo!360°
 鳴り物入りのSNS、Yahoo!が始めた。アメリカでは2005年の3月29日スタート。……基本的な機能は、大体実装されている。おもしろいのは、それがYahoo!のほかのサービスとからんでいるところである。

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『巨大人脈SNSのチカラ』 原田 和英
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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
 初めまして「巨大人脈SNSのチカラ」で検索してきた茶太郎です。コメントありがとうございました。
茶太郎
2007/05/20 20:38

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